画像出展:https://lexus.jp/models/lm/
レクサスは2023年秋に日本で高級ミニバンの新型『LM』を発売すると発表しました。日本導入が初めてとなるこのLMは多くの期待を集めています。本記事では、LMの価格や国内仕様車の詳細について解説します。また、関連する車種やその価格についても説明し、LMと比較することで参考になる情報を提供します。
レクサスLMの価格
レクサスLMの日本発売価格は、予想を少し上回り2000万円となりました。
関連車種の価格比較
車種 | 価格 |
---|---|
トヨタ アルファード エグゼクティブラウンジ | 742万1000円 |
日産 エルグランド VIP | 807万8400円 |
メルセデスベンツ V220dエクスクルーシブ・ロング・プラチナスイート | 1325万円 |
メルセデスベンツ V220dアバンギャルド・エクストラロング・ブラックスイート | 1330万円 |
トヨタ アルファード・ロイヤルラウンジ | 1531万1160円 |
レクサス LSエグゼクティブ | 1544万円 |
トヨタ センチュリー | 2008万円 |
これを見ると、LMの価格は高級ミニバンとしては高額な部類になりますね。
日本仕様のレクサスLMの特徴
ボディーサイズと構造
日本仕様のレクサスLMは、全長×全幅×全高=5215×1890×1955mmのボディーサイズを持ち、19インチタイヤが装着されています。ボディのねじり剛性は1.5倍に強化されており、耐久性が高まっています。また、シートの構造では、1列目シートが運転による疲労の軽減とクルマとの対話に集中できる環境を重視しています。2列目シートは揺れを抑える設計が施されており、乗員をやさしく包み込むようなデザインになっています。
足回りには「周波数感応バルブ付きAVS」が初採用されており、後席の快適性を重視したドライブモード「Rear Comfort」も搭載されています。このような特長から、高級感溢れる快適な乗り心地が期待できるでしょう。
外観と内装
レクサスLMの外観では、「スピンドルボディー」が特徴となっています。これは、力強い佇まいと独特の美しさを併せ持つデザインで、レクサスならではの魅力を感じることができます。また、内装は人間中心の考えに基づいて作られており、リビングのような空間が重視されています。これにより、快適で上質な時間を過ごすことができるでしょう。
パワートレインには2.4リッター直4ターボエンジンとハイブリッドシステムが組み合わせられており、最高出力371PSを発揮します。また、「Lexus Safety System+」を採用した運転支援システムも備えており、後方からの接近車両を検知してドアの開放をキャンセルする「安心降車アシスト」も採用されています。これらの機能が、安全性と快適性を高める要素となっています。
関連車種とその価格
アルファードとヴェルファイア
レクサスLMのベースとなる車種であるトヨタの「アルファード」と「ヴェルファイア」は、国内で高級ミニバンとして人気を集めています。アルファードは重厚感溢れる外装と広い車室が特徴で、アウトドア用のファミリーカーとしても人気があります。また、ヴェルファイアはアルファードと同様に、室内空間が広く特徴的な大型ミニバンです。
アルファードやヴェルファイアと比較すると、レクサスLMはさらなる高級感を追求したデザインや機能が特徴となっており、異なる魅力を持っています。しかし、その価格差を考慮すると、LMに手が出せない場合は、アルファードやヴェルファイアの中古車がおすすめです。
昨今の高級ミニバン市場
近年、高級ミニバン市場は盛り上がりを見せています。特に中国や香港、台湾などアジア市場では高級ミニバンの需要が高まっており、メルセデスベンツやBMWなどの高級車メーカーもこの市場に参入しています。その背景には、ビジネスや家族連れなどでの移動中にプライバシーや快適性を求める層が増えたことが考えられます。
このような中、レクサスは中国や香港、台湾、インドネシア、インドなどで初代LMを販売していました。しかし、日本国内では販売されておらず、市場の期待は高まる一方でした。2023年に2代目LMが登場し、国内販売が発表されたことで、日本の高級ミニバン市場もさらなる盛り上がりを見せることが予想されます。
まとめ
レクサス初の高級ミニバンである新型『LM』は、2023年秋に日本での発売が予定されており、多くの期待が寄せられています。また、日本仕様車の外観や内装、機能などがこだわり抜かれており、高級ミニバンとしての魅力が十分に感じられます。
関連車種としては、トヨタのアルファードやヴェルファイアがありますが、それらと比べてもレクサスLMは独自の魅力を持ちます。高級ミニバン市場が盛り上がる中、新型レクサスLMが日本でどのような評価を受けるか、楽しみに待ちたいところです。