画像出展：https://lexus.jp/models/rz/
この記事では、レクサスの新型電気自動車（EV）「RZ」の価格や性能、特徴について詳しく解説します。RZは、ブランド初のEV専用モデルで、航続距離約494km、最高出力フロント204PS(150kw)、リヤ109PS(80kw)を実現しています。また、発売を記念して特別仕様車の「First Edition」も販売されています。さらに、新機能の高度運転支援技術や四輪駆動力システム「DIRECT4」など、先進的な装備が満載されています。
価格について
通常モデルの価格
新型RZの通常モデル「RZ450e」の「Version L」の価格は880万円です。これは、高性能なEVモデルにしては手頃な価格帯といえるでしょう。維持費や燃費にも配慮されており、割安感があります。
新型RZ450eは、スペイン市場向けにグレード別の価格帯が発表されており、日本円で約986万円からの設定です。全6種類のグレードがあり、日本市場でも2022年後半に発売予定です。
特別仕様車「First Edition」の価格
発売を記念して最初に発売される500台の特別仕様車「First Edition」の価格は940万円です。専用ボディカラーや特別装備が施されたこのモデルは、通常モデルに比べて多少高額ですが、限定車として魅力的な設定です。
また、イギリス市場では、「RZ450Eプレミアムパック」が66,500ポンド（約1077万3000円）、「RZ 450E TAKUMI」が72,000ポンド（約1166万4000円）という価格帯で販売される予定です。日本仕様の装備内容や価格設定がどのようにされるかはまだ発表されていませんが、乗り出し価格が1000万円クラスとなることはほぼ確実と言えます。
航続距離
新型RZの航続距離
新型RZの航続可能距離は約494kmです。これは、リチウムイオン電池の容量が71.4kWhであり、1回の充電で長距離を走行できることを示しています。
また、充電時間は急速充電器の200A(90kw)で約40分となっており、比較的短時間で充電が可能です。これにより、長距離ドライブや電気自動車の普及においても大変便利であると言えます。
競合他車との比較
新型RZの航続距離は、競合する電気自動車と比較しても優れています。例えば、テスラのモデルYは航続距離が約450kmで、アウディのe-tronは約350kmです。これらの車種と比較して、新型RZは長距離を走行できることが分かります。
新型RZの航続距離は、日常生活での利用にも十分であり、遠出の際でも余裕をもって移動できます。電気自動車の普及において、航続距離は非常に重要な要素であるため、新型RZは多くの人にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
性能と機能
走行性能
新型RZ450eは、ヨークステアリングが採用されています。ヨークステアリングは、操作性が向上し、操舵感がよりリアルに感じられるという特徴があります。しかし、初めて使う方は違和感を感じるかもしれません。
また、新型RZは四輪駆動力システム「DIRECT4」が採用されています。これにより、運転状況や路面の状態に応じて前後の駆動力をコントロールすることができます。さらに、新型RZには、内側のブレーキを作動させる機能があります。これらの機能により、走行安定性や操舵感が高く、走りの満足度が向上します。
高度運転支援技術
新型RZには、高度運転支援技術の新機能として「アドバンストドライブ（渋滞時支援）」と「アドバンストパーク（リモート機能付）」が採用されています。「アドバンストドライブ」は、渋滞時に運転をサポートする機能で、ドライバーの疲労軽減に役立ちます。「アドバンストパーク」は、リモート操作で駐車ができる機能で、狭い駐車場でも簡単に停めることができます。これらの機能により、新型RZは快適で安全なドライブを実現しています。
また、新型RZは、レクサスならではの「Lexus Driving Signature」を提供しています。これは、ドライバーの操作に対して素直に応える乗り味を表現しており、高い運転のしやすさが実現されています。
デザイン
外装デザイン
新型RZの外装デザインは、レクサス独自の「スピンドルボディ」を採用しています。これは、BEVならではのスピンドルグリルがボディと一体となったデザインで、先進性や躍動感を表現しています。全長は4805mm、全幅は1895mm、全高は1635mmで、スタイリッシュな外観が特徴です。
さらに、「First Edition」には専用のバイトーンカラーや特別装備が施されています。ベースモデルとは異なるカラーコーディネートが、他と差をつける魅力的な外観を演出しています。
内装デザイン
新型RZの内装は、レクサスらしい上質さが感じられる空間に仕上がっています。シンプルな設えの中にも、細やかなモノづくりや高品質な素材が取り入れられており、快適で贅沢な時間を過ごせます。
ロングホイールベース化によって1,000mmのカップルディスタンスが確保されており、ルーフにピークがあるためヘッドクリアランスに解放感があります。この広々とした室内空間は、長時間のドライブでも疲れにくく、リラックスしながら運転ができます。
まとめ
レクサス新型RZは、優れた航続距離や性能、先進技術を搭載した魅力的な電気自動車です。価格は880万円からと手頃でありながら、高級感や上質なデザインが堪能できることも魅力のひとつです。また、「First Edition」の発売も注目され、限定車としての特別感が楽しめます。走行性能や機能面でも優れており、日本のEV市場において大変注目されるモデルとなっています。