アルファードはトヨタが展開する豪華ミニバンのスタンダードと言われるほど人気の高い車種です。その人気の高さから、中古車市場でも相場が高騰している車種のひとつ。自動車業界で新車納期が遅れる現状と、アルファードの魅力がうねりを呼ぶ中古車市場の情報を詳しく見ていきましょう。
中古アルファード市場の現状
リセールバリューが高い
アルファードはリセールバリューが高いことで知られており、一般的な車種と比べて、新車価格に対する中古車価格が高いことが特徴です。3年落ちや走行3万km程度のアルファードでも、新車価格の40%〜80%という高い数字が付くことがあり、特に20系は40%前後が一般的です。
リセールバリューが高い理由としては、アルファードが持つ豪華さや品質の高さが挙げられるでしょう。また、海外でも人気が高く、国内よりも高値で取引されるケースが多いことも影響しています。
半導体不足と新車市場の影響
現在、自動車業界では半導体不足が深刻な問題となっており、新車の納期が大幅に遅れるケースが増えています。その影響で中古車市場では、すぐに乗れる中古車の価格が高騰しており、新車価格を上回る水準で取引されることもあります。
この現象は、アルファードにも及んでおり、新車価格の2倍になることもあると言われています。また、海外の需要も相まって、アルファードの売却価格高騰が続いています。
アルファードの下取り価格高騰の実態
具体的な下取り価格例
いくつかの事例を見てみると、2012年3月に約6.6万km走行したアルファード350S Cパッケージの買取価格は117万円前後、2014年8月に約5.3万km走行したアルファードハイブリッドXの買取価格は210万円前後と、非常に高い下取り価格がついています。
また、年式や走行距離が多いものでも、アルファード350S Cパッケージやアルファード240Xなどの例では、買取価格が80万円〜30万円前後となっており、中古車市場でも人気を維持しています。
買取相場の推移
さらに、2022年10月の買取相場も確認すると、アルファードSやアルファードGなどの価格が幅広く、走行距離によっても大幅な差が見られます。また、3.5エグゼクティブラウンジやハイブリッド2.5エグゼクティブラウンジなどの高級グレードのアルファードも、約1万km〜10万kmの走行車が、価格が400万円台〜600万円台で取引されています。
これらの事例を見ても、アルファードの下取り価格が高騰していることが理解できます。そのため、アルファードの売却を検討する際には、市場相場を把握し、適切な買取業者を選ぶことが重要です。
アルファードの売却におすすめの業者
実は、アルファードやヴェルファイアはマレーシアで高く売れるのですが、新車から１〜５年未満の車に限って高く売れるのです。
買い取った高級車をマレーシアで直接販売している会社が「ENG（イーエヌジー）」という会社です。
この会社で買取査定することで、他の買取店などでは絶対に出ない高額査定が期待できます。
もしあなたの愛車が新車からまだ５年以内なら、早くENGで査定してもらったほうがいいでしょう。
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中古アルファードで注意すべき点
中古車購入の注意点
中古アルファードを購入する際には、注意すべき点がいくつかあります。例えば、補修歴のある車や喫煙車、過走行車は避けたほうが無難です。また、不人気色や高グレードのアルファードは安く手に入れやすいため、好みや予算に合わせて選択することが大切です。
事故車に関しては、修復がしっかりされていれば走行に問題はありませんが、購入前に車両状態をしっかり確認しましょう。また、走行距離が短くても保証期間が短い中古車は購入を慎重に検討する必要があります。
選び方のコツ
中古アルファードを選ぶ際のコツとしては、まずは価格や走行距離、年式などの条件で絞り込むことが基本です。また、車検整備付きや保証付きの中古車を選ぶことで、安心して乗り続けることができます。
さらに、事前に試乗や車両の見学を行うことで、車両状態を確認し、納得できる車を選ぶことができます。豊富な中古車情報を活用して、自分にぴったりのアルファードを見つけましょう。
まとめ
アルファードは、リセールバリューが高いことや、半導体不足の影響による新車市場の混乱が影響し、中古市場で価格が高騰している車種のひとつです。アルファードを売却する際や、中古アルファードを購入する際には、市場の動向や注意点を把握し、適切な業者や車両を選ぶことが大切です。この記事を参考に、より良い取引ができることを期待しています。