本記事では、アルファードの買取相場や売値について、どのようなポイントが影響しているのかご紹介します。買取価格は年式や走行距離だけでなく、装備やカラーによっても大きく変動しますので、アルファードを高く売るための情報をお届けします。
グレード別買取相場ランキング
アルファードの買取相場はグレードによって異なります。単純に高いグレードほど高く売れるわけではなく、人気装備や特別仕様、座席レイアウトなどで評価が変わります。ランキングが高いほど高い買取価格が期待できるでしょう。
1位の相場
1位になっているのは、アルファードの高級感が最も際立っているグレードであるさおり、最新型モデルや特別仕様車が集まっています。そのため、買取価格も最高値となっています。例えば、604.7万円〜660.9万円となっていますが、具体的な価格は年式や走行距離、装備内容によって変わります。
また、1位に位置するグレードは限定数が少なく、希少性が高いため、中古車市場でも高い需要があります。そのため、中古販売価格も高額になりがちですが、この需要をうまく利用すれば買取価格もアップするでしょう。
2位の相場
2位は515.6万円～530.6万円の範囲で、これも1位に次ぐアルファードの中では高い買取価格が期待できるランキングです。ここに入っているグレードも人気があり、特別仕様車などは高値がつくことが多いです。
ただし、1位と比べてもやや需要が落ちるため、中古車市場での競争が激しくなることもあります。そのため、高く売りたい場合は現行モデルと比較して多少の装備差をアピールすることで、買取価格をアップさせることが期待できます。
3位の相場
3位は470.8万円～501.5万円の範囲で、これもアルファードの中ではまだ比較的高い買取価格が期待できるランキングです。しかしこの段階から、グレードの違いが明確になり、バリエーションが増えるため、具体的な価格は個別に調べることが重要です。
この段階の価格帯になると、装備内容や色、内装の状態などが買取価格に大きく影響します。たとえば、人気のあるブラック系やパール系カラーは買取価格がアップしやすいですし、純正エアロパーツやアルミホイールなどのカスタマイズが施されている場合も、需要が高まり価格が上がることが期待できます。
年式別買取相場
年式はアルファードの買取価格に大きな影響を与えます。古い年式ほど価格が下がる傾向にありますが、装備内容や走行距離などで価格差が出ることもあります。過去の年式と最新の年式の相場を比較してみましょう。
2022年の相場
2022年の相場は472.2万円で、これは最新の年式になります。新車から間もないため、装備や状態が良好だと価格が高くなります。また、新車価格が最も高いため、中古車価格もそれに比例して高くなります。
この年式のアルファードは、フルモデルチェンジがあったため、買取価格にも新しい評価が加わっています。そのため、フルモデルチェンジ前に売却すれば、買取り価格が下がる可能性があります。
2021年の相場
2021年の相場は429.5万円で、2022年に比べてやや安い価格帯となっています。しかし、1年落ち程度のアルファードで走行距離がそれほど長くない場合、買取価格はまだ高い水準に保たれることが多いです。車両の状態が良好であれば、中古車市場でも高い価格が付くことが期待できます。
この年式のアルファードは、フルモデルチェンジが近いため、それをうまく利用して売却することで、買取価格を維持することが可能です。また、人気の装備が付いている場合や、走行距離が短い場合は、さらに高く売却できる可能性があります。
2020年の相場
2020年の相場は404.0万円で、2022年や2021年に比べてさらに価格が下がっています。2年落ちのアルファードでも、まだ需要が高いため、良好な状態であれば高く売ることができます。しかし、この年式のアルファードは、少しでも走行距離が長くなると、価格が大幅に下がる可能性があります。
この年式のアルファードには、マイナーチェンジが行われたことも影響しています。そのため、マイナーチェンジ前に売ることで、価格が下がる可能性があります。また、人気の装備が付いている場合や、走行距離が短い場合は、さらに高く売却できる可能性があります。
買取価格に影響するポイント
アルファードの買取価格には、いくつかのポイントが影響してきます。例えば、2022年のフルモデルチェンジ前に売却することや、タイヤの偏摩耗に注意することなどが挙げられます。高い評価を受けるためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
フルモデルチェンジのタイミング
アルファードは、フルモデルチェンジが行われるたびに新しい評価が加わっています。そのため、フルモデルチェンジ前に売却すれば、買取り価格が下がる可能性があります。フルモデルチェンジ後は旧型車が中古車市場に多量に流れ込むため、買取価格が下がることが予想されます。早めの売却がおすすめです。
また、フルモデルチェンジが行われる前に、新型モデルの情報がリークされることがあります。その際に、新型モデルが人気グレードを継続したり、新しい装備が追加されることが予想される場合、旧型車の価格が下がることがあります。そのため、適切なタイミングで売却することが重要です。
タイヤの偏摩耗に注意
タイヤの偏摩耗も査定額に影響します。定期点検で偏摩耗があることがわかった場合は、修理をしておくことがおすすめです。アルファードのタイヤは、特に前輪が偏摩耗しやすい傾向があります。そのため、前後で交換しておくことで、査定額を維持できるでしょう。
また、タイヤの交換が近いタイミングで売却を考えている場合、新しいタイヤに交換してから査定を受けることをおすすめします。新しいタイヤが装着されている状態の方が、査定額が高くなる可能性があります。中古車市場では、タイヤの摩耗具合が重要視されるため、良好な状態であれば価格が上がりやすくなります。
まとめ
アルファードの買取相場や売値について、グレード別や年式別の相場、ポイントが影響することを考慮して、適切なタイミングで売ることが重要です。装備内容や色・内装の状態なども査定額に影響するため、これらをうまく利用して高値で売却することが可能です。フルモデルチェンジ前に売却することや、タイヤの偏摩耗に注意することも、査定額を上げるポイントとなります。車両の状態や装備、年式などを考慮し、高値で売却できるタイミングを見極めることが大切です。また、複数の買取店に査定を依頼することで、最も高く評価してくれるお店を見つけることがおすすめです。アルファードは人気ミニバンであり、早めの売却が鍵となるでしょう。