新型ヤリスクロスのマイナーチェンジ!性能向上の秘密に迫る

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画像出展:https://toyota.jp/yariscross/gallery/?padid=from_yariscross_top_gallary_exterior

新型ヤリスクロスがマイナーチェンジを実施し、外観や内装、性能の向上が見られます。主に第5世代のハイブリッド130の搭載によりパワーアップされたことが話題になっています。さらに騒音や振動の低減対策や快適性の向上も注目を集めています。本記事では、マイナーチェンジされた新型ヤリスクロスの変更点や、魅力について詳しく解説していきます。

マイナーチェンジのポイント

この節では、新型ヤリスクロスでマイナーチェンジが行われた点について具体的に見ていきましょう。外観、パワートレイン、騒音と振動の低減などが主な変更点です。

外観

新型ヤリスクロスの外観では、ほぼ変更がないように見えますが、実際には細部に渡る変更が行われています。特に、フロントグリル下部にシルバーのバーが追加されたことや、サイドステップにもシルバー加飾が施されていることが注目されます。

これらの変更により、全体的に安っぽさがなくなり、質感が向上した印象を受けます。またリア回りもシルバー加飾のディフューザーやHEV AWD-iのエンブレムが取り付けられ、より精悍な顔つきになっています。

パワートレイン

マイナーチェンジ版ヤリスクロスでは、新たに第5世代のハイブリッド130が搭載されました。これにより、システム最高出力が116psから130psに向上し、燃費性能や環境性能も向上しています。また、モーターの出力もアップされ、0~100km/h加速が0.5秒短縮されたことも大きな魅力です。

新しいトランスアクスルやパワーコントロールユニットのチューニングによって、最高出力や最大トルクが向上し、加速性能も向上しています。これにより、新型ヤリスクロスはより力強い走りが可能になりました。

騒音と振動の低減

マイナーチェンジされた新型ヤリスクロスでは、騒音や振動の低減が図られています。具体的には、エンジンノイズや風切り音、ロードノイズを低減するための対策が施されています。

フロントガラスとリアサイドウィンドウには厚みのあるガラスが使用され、風切り音やロードノイズが抑えられています。また、ダッシュインナーサイレンサーやガラスの厚みも変更され、全体的に快適性が向上しています。

欧州仕様と日本仕様の違い

欧州仕様のヤリスクロスと日本仕様のヤリスクロスでは、若干の違いがあります。主に、フランスで生産されるためのTNGA「GA-B」プラットフォームの採用や、上級グレード向けに新パワートレイン「ハイブリッド130」が設定されている点が異なります。

フランス生産とTNGA「GA-B」プラットフォーム

欧州仕様のヤリスクロスは、フランスで生産されています。そのため、TNGA「GA-B」プラットフォームが採用されており、日本仕様とは若干の違いがあります。

このプラットフォームを採用することで、最高の走行性能と軽量化が実現し、コンパクトで扱いやすい車となっています。

上級グレード向けの新パワートレイン「ハイブリッド130」

欧州仕様のヤリスクロスでは、上級グレード向けに新パワートレイン「ハイブリッド130」が設定されています。従来の「ハイブリッド115」と合わせて2種類のハイブリッドシステムがラインナップされており、燃費性能や環境性能が向上しています。

最高出力や最大トルクも向上し、加速性能も改善されているため、より力強い走りが楽しめるようになりました。

インドネシア仕様と日本仕様の違い

インドネシア仕様と日本仕様のヤリスクロスも、いくつかの点で相違が見られます。主に、外観デザインが異なることが特徴と言えます。

インドネシア仕様の外観デザイン

インドネシア市場では、ミニRAV4のような外観デザインが特徴のインドネシア版ヤリスクロスが販売されています。日本版と比較して、より力強い表情が印象的となっており、独自の魅力が感じられます。

インドネシア仕様のヤリスクロスは、街乗りからレジャーまで幅広いシーンで活躍することが期待できるため、現地での支持が高まっています。

今後の展望

今後の新型ヤリスクロスには、さらなる改良が予定されています。具体的には、2024年1月頃に予定されているマイナーチェンジで、エクステリアやインテリアの改良が行われることが予想されています。また、2023年6月5日には、ヤリスクロスをベースにしたレクサスの新型SUV(LBX)が発表される予定です。

さらに、ヤリスクロスは2022年7月19日に一部改良とGR SPORTおよびZ “Adventure”の設定が発表され、より強化されたグレードが追加されました。これにより、新型ヤリスクロスの魅力がさらに広がっていくことが期待されています。

まとめ

新型ヤリスクロスのマイナーチェンジでは、外観の質感向上やパワーアップ、騒音や振動の低減などが実現されており、更に魅力的なクロスオーバーSUVとなっています。欧州やインドネシア仕様との違いや、今後の展望も含めて、新型ヤリスクロスは注目のモデルとなりそうです。これからも新型ヤリスクロスの動向に注目していきましょう。

 

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