新型ホンダWR-Vの内装&インテリア特集

新型車情報

画像出展:https://www.honda.co.jp/WR-V/new/

ホンダが新型コンパクトSUV『WR-V』を特設サイトで先行公開しました。ここでは、WR-Vの内装やインテリアに注目して、その特徴や魅力を詳しく紹介していきます。

WR-Vのシンプルで機能的なインテリア

WR-Vのインテリアはシンプルで機能的なデザインが特徴です。特に運転席周りでは、スイッチ類が中央にまとめられているため、使いやすさが追求されています。

デザインコンセプト

インテリアデザインのコンセプトは「MASCULINE & CONFIDENT(マスキュリン アンド コンフィデント」=「自信あふれる逞しさ」。水平基調のデザインが採用されており、シンプルかつ機能的な印象が強調されています。

高いアイポイントによる見晴らしの良い視界とセダンライクな運転姿勢の両立が意図されており、フロントフードや視界の形状が工夫されています。また、後席には乗り降りがしやすい足元空間や収納スペースが設けられており、利便性に配慮されたデザインになっています。

インパネデザイン

インパネデザインでは、ナビゲーションディスプレイがフローティングタイプではなくインパネに収納されている点が注目されます。これにより、インパネ周りがすっきりとした印象を与えるとともに、操作性の向上が図られています。

また、ステアリングの多機能スイッチはホンダの軽自動車「N-BOX」と似たデザインで、使い慣れた操作感が期待できます。

質感を重視した内装

WR-Vの内装は、質感を重視したデザインが特徴で、高級感が演出されています。

シート素材

センターシフトの持ち手部分には本革タイプが採用されており、シートは合成皮革とファブリックのコンビタイプです。後席には広々とした空間が確保されていますが、シート表皮は合成皮革の比率が高めに設定されています。

オーナメントパネルには、ピアノ調ブラックにレッドのライナーが追加され、高級感がアップしています。

荷室スペース

リヤトランクはフルフラットにはなりませんが、十分な広さが確保された荷室スペースが提供されています。さらに、壁面はフラットに近い形状に設計されており、床下収納も設けられています。これにより、WR-Vの荷室は大容量の458Lを実現しています。

この荷室容量は、ヴェゼルと比較しても十分な広さがあり、アウトドアでの活用も期待できます。

日本市場での発売予定

WR-Vは2024年春に日本市場で発売される予定で、価格は200万円台前半からとなっています。

パワートレイン

日本市場では、1.5リッター直4ガソリンエンジン(FF)のみが設定されており、ハイブリッド(e:HEV)は設定されていません。これにより、燃費性能に加えたパワートレインのバリエーションは限定的ではありますが、価格の低減が図られています。

また、ホンダ純正アクセサリーも用意されており、フロントグリルやサイドロアーガーニッシュなどが設定されます。

ライバル車との比較

WR-Vは、競合車であるトヨタ新型ヤリスクロスと比べて、価格は同程度ながらボディサイズがひとまわり大きく、後席の足元空間や荷室も広いことが特徴です。また、内装の質感も新型ヴェゼルと比較すると劣る部分はありますが、新型ヤリスクロスに対しては大きく見劣りするものではありません。

WR-Vの価格帯や実用性を考慮すると、コンパクトSUVとして十分な魅力があると言えます。

運転しやすさを追求した設計

運転席を中心とした設計により、WR-Vは運転しやすさを追求したモデルとなっています。

運転姿勢

高いアイポイントによる見晴らしの良い視界とセダンライクな運転姿勢を両立させることを目指して作られたWR-Vは、フロントフードや視界の形状が工夫されています。これにより、安全で快適な運転が可能となっています。

また、ボンネットが良く見える設計になっており、特に初心者や運転に不安を感じる方でも運転しやすいモデルとなっています。

街中での運転しやすさ

WR-Vは全長が4400mm以下のボディで設計されているため、街中でも運転しやすいサイズとなっています。また、最低地上高が195mmとなっており、悪路のデコボコも乗り越えやすい設計となっています。

このような点から、WR-Vはファミリーカーとして使用するだけでなく、都市部での利用にも適したモデルと言えるでしょう。

まとめ

ホンダの新型コンパクトSUV『WR-V』は、シンプルで機能的なインテリアデザインや質感を重視した内装が特徴のモデルです。運転席周りではスイッチ類が中央にまとめられており、運転しやすさが追求されています。また、後席や荷室スペースも広く、ファミリーカーとしての実用性が高いと言えます。

日本市場では2024年春に発売が予定されており、価格は200万円台前半からとなっています。その価格帯で提供される実用性と運転しやすさを考慮すると、WR-VはコンパクトSUVとして魅力的なモデルと言えるでしょう。

 

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