画像出展：https://toyota.jp/alphard/
2023年にアルファードがフルモデルチェンジされることが明らかになりました。新型アルファードは豪華指向で、新型ヴェルファイアは個性的なスポーツ指向です。車内は広く、外観も存在感を強めています。走行安定性と安全装備が向上し、新型アルファードと新型ヴェルファイアの総合評価は4.0で、外観や内装・居住性、走行性能、運転のしやすさ、乗り心地、燃費、価格の割安度などが評価されています。それでは、このフルモデルチェンジされた新型アルファードと新型ヴェルファイアについて詳しくご紹介しましょう。
新型アルファードと新型ヴェルファイアの概要
トヨタの最上級ミニバンである新型アルファードと新型ヴェルファイアは、2023年6月に登場しました。これらの車種は、それぞれ豪華な内外装やスポーティな走りを特徴としています。本記事では、それぞれの車種のデザインや機能、エンジンタイプなどについて深く掘り下げていきたいと思います。
外観デザインとボディサイズ
新型アルファードと新型ヴェルファイアのボディサイズは大柄で、全長は4995mm、全幅は1850mm、全高は1900mmを超える存在感があります。アルファードは豪華さを演出するフロントマスクが特徴ですが、ヴェルファイアはクールでスポーティな雰囲気のフロントマスクが魅力となっています。
タイヤサイズは、アルファードが18インチ、ヴェルファイアが19インチ。大径のタイヤは走行性能を向上させています。また、ヴェルファイアはフロントパフォーマンスブレースの装備が追加され、ステアリング操作の反応が向上しています。
内装デザインと座席
内装もそれぞれの車種に合わせたデザインが施されており、アルファードは派手なステッチがあしらわれ、ヴェルファイアはブラック基調で渋い印象です。また、新型アルファードのハイブリッドシステムは250馬力で、新型ヴェルファイアには2.4Lターボエンジンが設定されています。
2列目のシートも快適で、アームレストや電動オットマン、ベンチレーション機能などが備わっています。エグゼクティブラウンジになると、さらに上級化されたシートが装備され、電動式のスライド機能やリフレッシュ機能、回転格納式テーブルなどが加わります。
エンジンと燃費性能
新型アルファードと新型ヴェルファイアには、それぞれ異なるエンジンタイプが設定されており、燃費性能にも違いがあります。本項では、それぞれの車種の燃費性能について詳しく述べていきます。
2.5Lガソリンエンジンと2.4Lターボエンジン
2.5Lガソリンエンジンは、アルファードで182馬力、ヴェルファイアで279馬力を発揮します。燃費は、ガソリン車・2WDで10.6km/L、4WDで10.3km/Lとなっています。一方、2.4Lターボエンジンはヴェルファイアに設定されており、パワフルな走行性能を楽しむことができます。
ただし、ターボエンジンの欠点として、燃費が悪い傾向にあるため、燃料費が気になる方はハイブリッドモデルを選択すると良いでしょう。
ハイブリッドシステム
新型アルファードのハイブリッドシステムは250馬力で、燃費は17.7km/L（2WD）と、非常に優れた燃 費性能を発揮します。また、E-Four（4WD）モデルでも燃費は16.7km/Lと、優れた燃費性能を維持しています。ハイブリッドモデルは、燃費の良さと環境性能の高さから選ばれることが多く、特に最近では燃料価格の上昇によりますます需要が高まっています。
新型ヴェルファイアにもハイブリッドシステムが設定されており、こちらも優れた燃費性能が期待できます。また、ハイブリッドシステムは、発進時や低速時にはモーターを中心に走行するため、静かでスムーズな走りを楽しむことができます。
価格とオプション
新型アルファードと新型ヴェルファイアの価格は、アルファードが540万円から872万円、ヴェルファイアが655万円から892万円となっています。価格帯が広いため、予算に応じて選択しやすいと言えるでしょう。また、各グレードには豊富なオプションが用意されており、好みに合わせてカスタマイズできます。
アルファードのグレードと価格
新型アルファードのグレードは、「Z」「Executive Lounge」の2つが用意されています。価格は、Zグレードが540万円から、Executive Loungeグレードが872万円からとなっています。Zグレードは、豪華指向な装備が充実しており、比較的手に入れやすい価格帯に位置しています。
一方、Executive Loungeグレードは、さらに上級化された装備が特徴で、おおよその価格差は約56万円です。しかしながら、オプションを追加することで、好みに合った装備や仕様に仕上げることができます。
ヴェルファイアのグレードと価格
新型ヴェルファイアのグレードは、「Z Premier」「Executive Lounge」の2つが用意されており、価格は、Z Premierグレードが655万円から、Executive Loungeグレードが892万円からとなっています。Z Premierグレードは、装備が充実しており、価格も高くなっていますが、スポーツ指向の方にはピッタリのグレードと言えるでしょう。
一方、Executive Loungeグレードは、さらに豪華な装備が特徴で、価格帯も高くなっています。しかし、オプションの追加やカスタマイズにより、好みに合わせた仕様に仕上げることが可能です。
納期と売れ筋情報
新型アルファードと新型ヴェルファイアの発売日と納期は販売会社によって異なりますが、短くても1年以上かかることが予想されています。アルファードは従来から人気が高く、新型でもさらに好条件で売却できると予想されています。それでは、売れ筋グレードなどについても詳しく見ていきましょう。
アルファードの売れ筋グレード
おすすめのグレードは新型アルファードのハイブリッドZで、豪華指向な装備が充実しています。ハイブリッドシステムを搭載したモデルは、燃費性能が良く、エコカー減税やエコカー補助金などのメリットも受けられるため、人気が高まっています。
また、ハイブリッドの価格がノーマルエンジンよりも高いですが、実質価格差は約56万円に縮まっており、環境性能や燃費性能を考慮すると、ハイブリッドZグレードが売れ筋となっています。
ヴェルファイアの売れ筋グレード
新型ヴェルファイアの売れ筋グレードは、Zプレミアグレードです。装備が充実しており、価格も高くなっていますが、スポーティな走りを求める方には最適なグレードです。また、新型アルファードのZグレードに必要な装備をオプションで加えることで、好みに合わせやすくなっています。
ただし、価格は高めなので、予算に合わせた選択が必要です。また、ハイブリッドモデルも用意されており、燃費性能を重視する方にはこちらもおすすめです。
まとめ
2023年にフルモデルチェンジされる新型アルファードと新型ヴェルファイアは、それぞれ豪華な内外装やスポーティな走りを特徴とするトヨタの最上級ミニバンです。新型アルファードは快適性が重視され、新型ヴェルファイアはスポーティな走行が可能なミニバンとして注目されています。また、燃費性能が良く、環境にも配慮したハイブリッドシステムが搭載されています。
価格帯が広く、豊富なオプションが用意されているので、予算や好みに応じて選ぶことができます。ただし、納期が長めと予想されるため、早めの購入検討がおすすめです。新型アルファードと新型ヴェルファイアに興味がある方は、今後の情報にも注目してみてください。